昨日は、夕食に家族4人で「漁火大名」に行ったんですよ。(お寿司メインの食べ放題の店です)
んで、問題のタクシーは帰り。
明るそうな感じの良いおばちゃんでした。(ってワタシもおばちゃんですけど、、、苦笑)
「去 ○○○的○○○○○」・・・(○○○の○○○○○まで行ってくださいって意味ね)
しかし、どうやらよくわかんないみたいだ。
「○○○の」ってのは、道の名前で、けっこう有名なデカイ道(国道かな?)のはずなんですが、それさえ知らないみたいで。
こっちの方は、道を知らなくても知らないとはあまり言わないようです。
んで、遠回りしてやっと着いた~ってなったら、その遠回りした分までキッチリ回収しようとします。
日本人の感覚だと、、、自分が道を知らなくて遠回りしたからその分いらないよ~ってなりそうなんだけど。
日本では、タクシーってのはバスや電車よりも行きたい場所に楽に素早く着ける乗り物。
割高だけど、その分、利点があるわけです。
でも、こっちはタクシー料金が安いってのもあるのかなぁ、、、。
タクシーってのは、バスや電車と同じくただの移動手段で、日本とは概念が違うんだろうなぁ。
これはもしや、、、と思ったら予感的中、、、
行きは、18元ちょい過ぎで行けた距離なのに、メーターが50元を超えるくらい走っても着きません。
どこを走ってるのかさえ、検討もつきません。

や、やばいぞ、これは、、、と思っていたら、、、道のど真ん中でタクシーを止めるおばちゃん。
「もうわかんないから、降りて、、、」
ヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲー! ってな感じでした。
まぁ、これ以上乗っていても着きそうもないわけですから、降りるしかない?
んで、案の定メーターどおりの料金を払ってくれと、きました。
やっぱりねぇ、、、そう言うと思ったよ、、、

しかし、夫は強かった、、、。
「メーターどおりは払えない。普通なら、20元くらいで行けてるはずだ」ちゃ~んと言ってくれました。
が、、、ここでひきさがらないのが、ここの方です。メーターは、この料金だ、ちゃんと払ってくれと来た、、、。
少し、モメた、、、。
あ、、、ちなみに、上の会話は中国語でやってます。
なんとか買い物ができるくらいの中国語のレベルの私の訳なので、
たぶん、こう言ってるんだろうなぁという憶測である事をご了承ください。Σ(; ̄□ ̄A アセアセ
目的地に着いてないのに、通常の3倍近くの料金を払わねばならぬのか、、、
あきらめかけた私ですが、何度かやりとりして「30元。これしか払わないよ。」って夫が言うと、「いいよ」って返事が、、、。
いやー、もっとモメるかと思ったけど、意外にすんなりと終わったので、ホッ。
すっかり爆睡しかけた子供たちを起こし、30元払って車を降りました。
その後、すぐタクシーを拾えて目的地を伝えると、その方はよく知ってたのでホッ。
なんと、1台目のタクシーを降りた場所から目的地は、すんごく近かった。(-。-;)
そんなこんなで、家に着いたらもう9時じゃん、、、。
明日、子供たち学校なのに~!!予定では8時過ぎには家に着いて9時には寝るはずだった、、、

いやー、しかし、疲れました。
お寿司、食べ放題で楽しかったねぇ~なんてぇ、幸せな気分がすっかりブッ飛んじゃいましたよ。
あ、でもね、あんまりいい出来事ではなかったけど不幸中の幸い?なのが、2点あったので
そんなに、いやーな気持ちが残ってるわけじゃないんです。
まず、ひとつめ、、、
一台目のタクシーに50元のところを30元、2台目のタクシーに10元くらいで計40元、タクシー料金がかかったわけですが、もし、あのおばちゃんがメーターどおり払えって言い張ってたら計60元になってたわけで、、、。
最悪、
通常の3倍払わなければならなかったのが、2倍で済んでラッキーでした。
(夫の方は、ちょっと怒ってたけどね)
前に、お友達と食事に行った時、場所がわからなくて同じところをグルグルまわって料金が高くなった時があって、そん時は、けっこうモメたんです。
んで、最後は、こっちがこの金額しか払わないって言ってお金を渡してタクシーをさっと降りたんだけど
その運転手さん(女性でした)、追いかけてきて「4人もいるのに、払えないわけがない」みたいな事言ったらしくて、、、。その運転手さんは、けっこうすごい剣幕で、ちと怖かったなぁ。まぁ、しぶしぶですが、言い値を払う事になりました。
なんだかなぁ、、、払わないのはお金があるなしじゃなくて、それに見合う料金じゃないって事なんだけどなぁって、やっぱり日本の感覚とは違うんだなぁと思いました。
だから、今回は、まだマシ?かな、、、。
で、ふたつめ、、、
タクシーの運転手さんが、「ごめんなさい」と謝ってた事。これって、けっこうすごい驚きでした、、、。
だって、、、こっちの人は、絶対謝らないと思ってた、、、たとえ、自分が悪くても。
んで、実際そうらしいって話も聞いていたので、かなりビックリ。
それも、一度だけでなく、何回も「ごめんなさい」って言ってたんですよ~。
これが、すんごい自分は悪くない~みたいな感じだったら、降りてからも後味が悪くて嫌な気分になっただろうけど、
な~んだ、ちゃんと「ごめんなさい」って言ってくれるじゃん。
道はわかんなかったけど、、、(イヤミか?苦笑)、、、いい人じゃん。
と、、、なんだかすごくうれしかったなぁ。
これで、またちょっぴり天津が好きになったなぁ。
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